掲載日: 2025/03/18
近鉄リテーリング × 大学コラボ!「はっぱのフォカッチャ」誕生秘話

産学連携の取り組みとは? 近鉄リテーリングの新たな挑戦
企業と大学のコラボが生まれた背景
近鉄リテーリングは、沿線地域の活性化とブランド価値向上を目的に、産学連携の取り組みを積極的に進めています。
今回のプロジェクトは、近畿日本鉄道からの紹介により、大阪城南女子短期大学とのコラボレーションが実現しました。
地元の伝統野菜「田辺大根の葉」の廃棄問題に着目した同大学の学生たちとともに、新たなパンの商品開発に取り組むこととなったのです。
伝統野菜「田辺大根の葉」の活用に着目
大阪城南女子短期大学の学生たちは、地元の伝統野菜である「田辺大根の葉」が大量に廃棄されていることを問題視し、その有効活用を模索していました。
この問題に賛同した近鉄リテーリングは、駅ナカ店舗での販売を視野に入れた商品開発を進め、田辺大根の葉をごま油で炒めたフィリングを使用した「はっぱのフォカッチャ」の開発に至りました。
学生とともに開発!こだわりの「はっぱのフォカッチャ」
パン作りに込めた想いと試作の舞台裏
2024年6月からスタートした商品開発は、試行錯誤の連続でした。学生たちは試作レシピを考案し、老舗ベーカリー「ダイヤ」の協力を得ながら試作品を制作。
12月の商品選定会を経て、ついに「はっぱのフォカッチャ」の商品化が決定しました。
老舗ベーカリーの協力で実現した本格的な味わい
「はっぱのフォカッチャ」は、もちもちとした食感のフォカッチャ生地に、シャキシャキとした田辺大根の葉の食感、ごま油の風味、そしてチーズのコクが絶妙に絡み合う一品です。
創業79年のダイヤが持つ技術と、学生たちのアイデアが融合したことで、唯一無二の総菜パンが完成しました。
販売イベントの成功とお客様の反応
学生たちが自ら販売!イベント当日の様子
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2025年2月22日から27日まで、カフェチャオプレッソ&クックハウスあべの橋駅東口店・西口店で「はっぱのフォカッチャ」が販売されました。
初日の催事販売では、学生たちが自ら店頭に立ち、積極的にお客様に声をかけながら販売しました。
駅構内放送やSNSでの告知効果もあり、多くのお客様が足を運びました。
予想以上の反響!ほぼ毎日完売の大盛況
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初日の催事販売では、目標の150個を超える156個を販売し、大成功を収めました。販売期間中も売れ行きは好調で、ほぼ毎日完売するほどの人気ぶり。
学生たちは慣れないレジ対応にも挑戦し、協力しながら販売を進めました。
お客様からは「駅の構内放送を聞いて買いに来た」「大根の葉がこんなに美味しいとは思わなかった」といった喜びの声が寄せられました。
近鉄リテーリングが目指す未来
地域とのつながりを深める新たな取り組み
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近鉄リテーリングは、今回の産学連携プロジェクトを通じて、地域とのつながりをより深めることができました。
沿線の大学と協力し、地域の特産品を活用した商品を開発することで、地域活性化にも貢献できると確信しています。
これからの産学連携プロジェクトに期待
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今回の成功を受け、近鉄リテーリングは今後も産学連携を積極的に進めていく方針です。
学生たちにとっても貴重な学びの機会となり、地域の食材や文化に触れるきっかけとなりました。次なるコラボレーションにも期待が高まります。
今回の「はっぱのフォカッチャ」プロジェクトは、近鉄リテーリングが取り組む新たな事業の一環として、多くの人々に関心を持ってもらう機会となりました。今後も沿線地域の魅力を発信し続ける近鉄リテーリングの挑戦に、ぜひご注目ください!