掲載日: 2024/10/21
2025年「土用の丑の日」はいつ?うなぎを食べる意味・由来・風習を解説!

皆さんは、土用の丑の日が複数あることをご存知ですか?
今回は、改めて ”うなぎ” を楽しむために
「土用の丑の日」の意味や由来・風習について解説します!
土用の丑の日とは?

「土用」とは、季節の変わり目を表す言葉であり、
立夏・立秋・立冬・立春の直前の約18日間の期間を指します。
「丑の日」は、十二支の「丑」から由来しており、
昔は「子・丑・寅…」と日にちを十二支で数えていました。
つまり「土用の丑の日」は、土用の期間において「丑」の日に当たる日を指しているのです。
土用の丑の日はいつ?二の丑って何?
前述のとおり、「土用の丑の日」は年に4回あります。
2025年の「土用の丑の日」は
冬の土用の丑の日・・・
1月20日(月)と2月1日(土)
春の土用の丑の日・・・
4月26日(土)
夏の土用の丑の日・・・
7月19日(土)と7月31日(木)
秋の土用の丑の日・・・
10月23日(木)と11月4日(火)
あれ?
夏と秋と冬には、2日間ありますね。
これが「二の丑」です。
「丑の日」は、十二支で12日周期のため、18日間の土用の間に2回巡ってくることもあります。
その場合、2回目の丑の日が「二の丑」となるのです。
うなぎを食べる理由とは?

なぜ「土用の丑の日」には“うなぎ”を食べるの?
”うなぎ” を食べる理由には、いくつかの説あります
・「う」のつく食べ物だから
「丑の日」には ”う” のつく食べ物で無病息災を祈願するものだと言われています。
・体の内側から温めるため
秋は気温が下がり、体が冷えやすくなります。
うなぎにはビタミンAやビタミンB群が豊富で、新陳代謝を活発にし、
体を温める効果が期待できます。
・ 旬の味覚を楽しめる
うなぎの旬は秋から冬にかけてで、秋はうなぎが最も美味しく、
脂が乗ってふっくらとした身を楽しめます。
うなぎ以外に食べるものは?

・梅干し
豊富なクエン酸が疲労回復に役立ち、風邪予防などが期待できる。
・うどん
鍋などで気温が下がり冷えた体を温めることができます。
・瓜類(胡瓜、西瓜、南瓜、冬瓜、苦瓜など)
水分とビタミンが豊富で、冬瓜は秋から冬にかけて旬を迎えます。
・土用餅
秋の土用餅は、秋の食材を使ったものが一般的です。
・土用しじみ
肝臓の働きをサポートし、寒暖差の疲れを和らげる効能があるとされています。
・土用卵
夏に産まれた卵で栄養が豊富であり、秋の食材との相性も良いです。
うなぎは関東風?関西風?
“うなぎ” といえば「蒲焼」を思い浮かべる方が多いかと思います。
「蒲焼」は関東と関西で違いがあるのをご存じですか?
主な違いは、蒸すか蒸さないかです。
関東では、鰻を調理する前に蒸してから焼く「蒸し焼き」が一般的です。
鰻を蒸すことで身が柔らかく、ふわふわに仕上がります。
また鰻は背開き、タレはあっさりとした味付けで、粘りは少なくサラサラとしてます。
関西では、蒸すことなく「直焼き」が主流です。
鰻の脂身をじっくりと焼きながら香ばしさを引き出します。
また鰻は腹開き、タレは甘みが強く、粘度の高いとろみが特徴です。
土用の丑の日 うなぎはこれで決まり


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おわりに
今回は土用の丑の日についての意味や由来、風習について詳しくご紹介してきました。
夏の土用の丑の日を逃してしまった方でも大丈夫!
その意味や背景を知ると、さらにイベントが楽しく感じられますよね。
秋の土用の丑の日は、寒暖差が激しい季節を乗り越えるためにぴったりです。
ぜひ土用の丑の日には、美味しい鰻と共に過ごしてみてはいかがでしょうか?
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