KINTETSUFUN MAGAZINEキンテツファン マガジン

掲載日: 2023/06/13

2023年7月「夏の土用の丑の日」はいつ?うなぎを食べる意味・由来・風習を解説!

梅雨が明けると、コンビニやスーパーで見かけることが多くなる「土用の丑の日」。
チラシを見ると、思わず鰻が食べたくなりますよね。
2023年夏の「土用の丑の日」は、7月30日(日)です。

今回は、より ”うなぎ” を楽しむために
「土用の丑の日」の意味や由来・風習について解説します!

土用の丑の日とは?


「土用」とは、季節の変わり目を表す言葉であり、
立夏・立秋・立冬・立春の直前の約18日間の期間を指します。

「丑の日」は、十二支の「丑」から由来しており、
昔は「子・丑・寅…」と日にちを十二支で数えていました。

つまり「土用の丑の日」は、土用の期間において「丑」の日に当たる日を指しているのです。

土用の丑の日はいつ?二の丑って何?

前述のとおり、「土用の丑の日」は年に4回あります。

2023年の「土用の丑の日」は
冬の土用の丑の日・・・
1月19日(木)と1月31日(火)

春の土用の丑の日・・・
4月25日(火)

夏の土用の丑の日・・・
7月30日(日)

秋の土用の丑の日・・・
10月22日(日)と11月3日(金・祝)


あれ?
冬と秋には、2日間ありますね。
これが「二の丑」です。
「丑の日」は、十二支で12日周期のため、18日間の土用の間に2回巡ってくることもあります。
その場合、2回目の丑の日が「二の丑」となるのです。

うなぎを食べる理由とは?


なぜ「土用の丑の日」には“うなぎ”を食べるの?
”うなぎ” を食べる理由には、いくつかの説あります

・「う」のつく食べ物だから

 「丑の日」には ”う” のつく食べ物で無病息災を祈願するものだと言われています。

・夏バテ防止・滋養補給に効くから

 夏の暑さで体力が消耗しやすい時期に、鰻は栄養価が高く、
 疲労回復や体力維持に役立つ食材とされています。

・夏に鰻が売れなかったから

 うなぎの旬は秋~冬にかけて、夏に鰻が売れないと困ったうなぎ屋さんのために、
 蘭学者の平賀源内が店先に「本日土用の丑の日」と看板を掲げ繁盛したという説もあります。

うなぎ以外に食べるものは?


・梅干し
 豊富なクエン酸が疲労回復に役立ち、食欲を増進させる。

・うどん
 さっぱりとした食感で、夏に食べやすい麺料理。

・瓜類(胡瓜、西瓜、南瓜、冬瓜、苦瓜など)
 水分とビタミンが豊富で、夏の熱を和らげる効果がある。

・土用餅
 土用に食べられることから、夏の暑さに負けずに元気に過ごせるとされる。

・土用しじみ
 肝臓の働きをサポートし、夏の疲れを和らげる効能があるとされる。

・土用卵
 夏に産まれた卵で栄養が豊富であり、夏バテ予防や体力増強に良いとされる。

うなぎは関東風?関西風?

“うなぎ” といえば「蒲焼」を思い浮かべる方が多いかと思います。
「蒲焼」は関東と関西で違いがあるのをご存じですか?
主な違いは、蒸すか蒸さないかです。

関東では、鰻を調理する前に蒸してから焼く「蒸し焼き」が一般的です。
鰻を蒸すことで身が柔らかく、ふわふわに仕上がります。
また鰻は背開き、タレはあっさりとした味付けで、粘りは少なくサラサラとしてます。

関西では、蒸すことなく「直焼き」が主流です。
鰻の脂身をじっくりと焼きながら香ばしさを引き出します。
また鰻は腹開き、タレは甘みが強く、粘度の高いとろみが特徴です。

土用の丑の日 うなぎはこれで決まり

関西に13店舗、台湾に1店舗展開する「うなぎの江戸川」。
創業70年を迎える江戸川が提供するのは関東風”江戸焼”です。

国産うなぎを使用し、継ぎ足し継ぎ足しで受け継がれたタレを守り続けています。

公式サイトはこちら>>

オンラインショップがこちら>>

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おわりに

今回は土用の丑の日についての意味や由来、風習について詳しくご紹介してきました。
夏本番になると待ち遠しくなる土用の丑の日。
その意味や背景を知ると、さらにイベントが楽しく感じられますよね。

土用の丑の日は、夏の暑さを乗り切るためのパワーアップの日とも言われています。
ぜひ今年の土用の丑の日には、美味しい鰻と共に過ごしてみてはいかがでしょうか?



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