【奈良】あやめ館100周年レポ!リニューアルした大和棟と木曜限定「菖鰻」の鰻丼を実食
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奈良・あやめ池のほとりで100年にわたり、地域とともに歩んできた料亭「あやめ館」。
2026年7月に創業100周年という大きな節目を迎えるにあたり、修繕を終えた「大和棟」のリニューアルオープンに先立つプレ内覧会が開催されました。
今回は、館内の様子と店舗スタッフへのインタビュー、プレ内覧会限定御膳の実食レポート、そして100周年記念特別展示の様子に加え、あやめ館内に新しく誕生した、木曜昼限定の鰻専門店「菖鰻-SHOMAN-」の調理風景と実食レポートまで、盛りだくさんでお届けします。
目次
● あやめ館ってどんなところ?100年の歩み
● 大和棟プレ内覧会レポート|「松の間」「竹の間」を見学
● 従業員・藤田さんと巡る大和棟――愛され続ける「あやめ館」の温もり
● プレ内覧会限定御膳を実食|現代風にアレンジされた「飛鳥鍋」
● 100周年記念特別展示|歴史を物語る写真と資料
● 木曜昼限定オープン!鰻専門店「菖鰻-SHOMAN-」の鰻丼実食レポ
● まとめ|100年目の夏、あやめ館で新しい思い出を
あやめ館ってどんなところ?100年の歩み

近鉄菖蒲池駅の程近くに店を構える料亭「あやめ館」は、1926年の開業以来、あやめ池のほとりで地域の皆さまとともに歴史を刻んできました。
2026年7月に創業100周年という節目を迎えるにあたり、奈良県産ブランド牛「大和牛」を使った「創業100周年記念会席」の提供や、修繕を終えた「大和棟」のリニューアルオープン、そしてあやめ池周辺の100年の歩みを振り返る特別展示など、記念企画が続々とスタートしています。
大和棟プレ内覧会レポート|「松の間」「竹の間」を見学

2026年7月17日(金)のリニューアルオープンに先立ち、7月15日(水)に開催されたプレ内覧会。
今回は、新しくなった大和棟の中をぐるりと見学してきました。

竹の間は、最大25名まで利用できる法要専用のお部屋。
落ち着いた設えで、法要という場にふさわしい静けさが漂います。

松の間は最大32名まで収容できる広間で、こちらの見どころはなんといっても「元旅館」だった頃の面影を残すガラス戸と障子。

畳から絨毯へと改装しながらも、この建具はあえてそのまま残されました。
離れという立地もあり、取材中は小鳥のさえずりが聞こえてくるほどの静けさで、あやめ池という土地の穏やかな時間の流れを実感できる空間です。

館内をめぐっていると、「30年ほど前に娘の結婚式をここで挙げたんです」と目を細めて話してくださる来場者の姿も。
100年という時間の重みを、こうした一人ひとりの思い出とともに感じられるのも、プレ内覧会ならではの魅力でした。
従業員・藤田さんと巡る大和棟――愛され続ける「あやめ館」の温もり

館内をご案内くださったのは、あやめ館従業員、藤田栄子さん。いつも明るく朗らかでそのお人柄にファンが多いのも納得です。
新しくなった大和棟をとても嬉しそうに「ここは新しくして、ここは旅館当時のものをそのまま残して・・・松の間は離れで静かなので元々とても人気のあるお部屋なんです。」と語る藤田さん。
心のこもった丁寧な説明に、来館者からは「また来ます」というお声をいただけたと大変喜んでおられ、あやめ館が長く愛されてきた理由の一端に触れた気がしました。
プレ内覧会限定御膳を実食|現代風にアレンジされた「飛鳥鍋」


プレ内覧会では、いろどりモールで食事券の予約販売がされていた「プレ内覧会限定御膳」もいただきました。

テーブルには100周年を記念して制作された会席紙が敷かれ、特別な一席であることを静かに物語っています。

主菜は、創業100周年記念会席にも登場する「大和牛の飛鳥鍋仕立て」。
奈良に伝わる郷土料理を現代風にアレンジしたもので、ベースは牛乳、そこに味噌を少し効かせているのが隠し味とのこと。大和牛の旨味と牛乳の甘みに味噌のコクがふわりと重なります。

煮物、八寸、冷鉢など色鮮やかに細やかな盛り付けがされており、トマトやオクラ、茄子、とうもろこし、茗荷など一口ごとに夏ならではの旨味を感じる献立でした。
こちらのプレ内覧会限定御膳は当日限定プランのため提供を終了していますが、「創業100周年記念会席」はご予約いただけます。

100周年記念特別展示|歴史を物語る写真と資料

会場内では、あやめ館の100年の歩みを振り返る特別展示も行われていました。
「あやめ館100周年の歩み」と題してあやめ館、菖蒲池駅、あやめ池遊園地を中心に、地域とともに歩んできた歴史を振り返るとともに、近鉄グループホールディングスが所蔵するあやめ池周辺に関する貴重な写真や資料、あやめ池遊園地のポスターなど、この機会にしか見ることのできない展示となっており、来館者も当時を懐かしんでおられる様子が見られました。

展示は9月中旬までを予定しており、あやめ館の営業時間内ならどなたでもご自由にご覧いただけます。
木曜昼限定!あやめ館にオープンした鰻専門店「菖鰻-SHOMAN-」の鰻丼実食レポ


あやめ館の敷地内には、週に一度、木曜日のお昼だけ営業する鰻専門店「菖鰻-SHOMAN-」もオープンしました。

「菖鰻」では国産鰻を使用し、関西ならではの腹開きによる仕込みと、炭火による地焼きで香ばしく焼き上げた鰻が提供されます。

取材当日はリニューアルした「大和棟」の「松の間」に案内されました。
注文が通ってからじっくりと炭火で焼かれるのを待つ間に「松の間」の設えや、窓から見えるあやめ池の水面を眺め、ゆったりと過ごすことができます。



炭火からふわりと立ちのぼる香ばしい匂いに誘われて、いよいよ鰻丼をいただきます。皮目はパリッと香ばしく、箸を入れるとふっくらとした身がほろりとほどけました。地焼きならではの香ばしさとたれの甘辛さがご飯によく絡み、一口ごとに炭火の余韻を感じる仕上がりです。
添えられた肝吸いにもひと工夫。浮かべられた湯葉には、菖蒲をかたどった焼き印がそっと押されており、「菖鰻」という店名にちなんだ細やかな心配りに、思わず箸を止めて見入ってしまいました。こうした小さな遊び心にも、あやめ館の丁寧なもてなしの精神が息づいています。
▶あやめ館公式Instagramでの「菖鰻-SHOMAN-」リール動画はこちら
「菖鰻-SHOMAN-」お品書き

お品書き【すべて国産鰻一尾使用】
- 鰻丼 5,000円(税込)
- 鰻白焼丼 5,000円(税込)
- 鰻御膳 5,000円(税込)
- 鰻白焼膳 5,000円(税込)
一品メニュー
- う巻 1,500円(税込)
- うざく 1,200円(税込)
- 肝串焼 一串 700円(税込)
- 肝煮 700円(税込)
- 骨せんべい 450円(税込)
まとめ|100年目の夏、あやめ館で新しい思い出を
創業100周年を迎えたあやめ館は、大和棟のリニューアルという新しい一歩を踏み出しながらも、変わらぬ静けさと、藤田さんをはじめとした従業員の温かなおもてなしを大切にしています。
創業100周年記念会席や特別展示、そして木曜限定の鰻専門店「菖鰻-SHOMAN-」など、楽しみ方も満載。ぜひ、あやめ池の歴史ある建物で、新しい思い出をつくってみてはいかがでしょうか。
【店舗情報】あやめ館・菖鰻「-SHOMAN-」
あやめ館【完全予約制】 ● 住所:奈良県奈良市あやめ池北1-34-17 ● 電話番号:0742-45-0185 ● 営業時間:11:30~16:00(最終入店14:00) 17:00~21:00(最終入店19:00) ● 定休日:月曜日 ● アクセス:近鉄菖蒲池駅から徒歩3分 ● 予約サイト:ぐるなび 食べログ 一休レストラン
菖鰻「-SHOMAN-」 ● 場所:料亭「あやめ館」内(奈良市菖蒲池) ● 営業時間:毎週 木曜日のみ営業/11:30〜14:30(L.O.14:00) ● ご予約:不要